2014年10月 1日

カスタマイズ可(^_^)

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こちらのBALL WatchはTrainmasterシリーズの

Cleveland Express(クリーブランド エクスプレス)。

シンプルでクラシカルなデザインですので

年齢、性別問わずに幅広い支持を得ているモデル。

このCleveland Expressとは、アメリカ鉄道の最盛期であった

1900年代に最も活気のある都市ニューヨークと

BALL Watch Companyがあったオハイオ州の

クリーブランドを繋ぐニューヨークセントラル鉄道の特急の名称。

スイスCOSC公認クロノメーターや

15個搭載された自発光マイクロガスライトなど

BALL Watchの標準機能が搭載されていまして

全部で4種類あります。

しかしこの写真のモデルは元々は存在していません(^_-)

実はKさんのご希望で白文字盤仕様(通常は黒ベルト)に

茶色のベルト(通常は黒文字盤の仕様の設定)を組み合わせ

カスタマイズした状態でご納品させていただきました♪

文字盤やベルトの組み合わせでまた違ったイメージに

なりますので、カスタマイズのご相談もお気軽にどうぞ(^_^)/ 

 

 

東京店/猪俣

 

 

 

 

 

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2014年9月28日

5大テクノロジー その5

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ご紹介させていただいています「BALL Watchの5大テクノロジー」、

最終回の今日は「スプリングロック®」について書きたいと思います。

「ISO1413」の規定による耐衝撃性能を有する機械式時計でも、

外部からの大きな衝撃が加わると

最大で日差+-60秒の狂いが生じる場合があります。

そこで特許取得の耐震システムである「スプリングロック®」!

この耐震装置は時計に衝撃が加わった際に

衝撃エネルギーを"ケージ"に吸収させて

ひげゼンマイを保護する仕組みになっています。

ひげゼンマイは同心円状に巻かれた繊細な小さなバネで

一方の端は「テン真」といわれる部分に、

そしてもう一方の端は「ひげ持ち」といわれる部分に固定されています。

ひげゼンマイは、「テンプ」と一体になって

時計の規則性を司る調速機を構成し

この調速機の機能いかんで精度に差が生じてしまいます。

このスプリングロック機構によって

ヘアスプリングへの衝撃を最大で66%も軽減してくれ

時計の精度を安定させてくれるんです。

結果、最大で+-60秒だった日差が+-20秒以内に抑えられます!

知れば知るほど驚きの連続のBALL Watchテクノロジー、

今回はちょっと難しい内容になってしまいましたが

何気なく使っていても精度が良い裏付けとして

こんなテクノロジーも搭載されています(^_^)

 

 

東京店/猪俣

 

 

 

 

 

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2014年9月25日

これは何かわかりますか?

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写真はwitschi社製の「WATCH EXPERT2」という機械ですが

こちらは何をする機械かご存知でしょうか?

実は私は研修の際に初めて知ったのですが

こちらは「タイムグラファー」という機械でして

このように腕時計をポンと乗せるだけで

歩度、振角、振動数を測定してくれて

時計のコンディションが一目瞭然なんです!

電波時計のように月差などを気にせず使える時計もありますが

やはり自動巻のアナログ的な魅力に惹かれる方は多いことと思います。

以前のブログでもご紹介させていただきましたが

時計の精度を狂わすもののひとつに「磁気」があります。

磁気を帯びる(磁化される)ことで時間の狂いが生じますが

このタイムグラファーでは日差を正確に調べることができるんです。

試しに磁化させた時計を乗せてみると

日差がマイナス11~12秒ほどと表示されまして、

磁気抜きをしてから改めて乗せて計測すると

日差がマイナス2~3秒ほどと、あっという間に修正!

もちろん計測するコンディションによっても変わる数値ですが

このような機械を使ってコンディション管理ができますので

BALL Watchご愛用の方はご安心してオーバーホールを

お任せいただければと思います(^_^)

 

 

東京店/猪俣

 

 

 

 

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2014年9月21日

マイクロガスライト

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以前のBALL Watchブログでも

BALL Watchの5大テクノロジーのひとつとして

「自発光マイクロ・ガスライト」についてご紹介いたしました。

写真のモデルではベゼル部分のブルーの数字は蓄光で

文字盤のグリーンの部分がマイクロガスライトなんですが

まるでLEDのようなとても綺麗な発光色です!

マイクロガスライトの特徴としては、綺麗な発色や

ブルーやグリーン、イエローにオレンジといった

豊富なカラーもそうですが、何よりも最も驚くべきは

時間が経過してもその明るさが変わらないんです(^_^)

光の下での蓄光や電池を必要とせずに

10年以上に渡って発光し続け

夜行塗料の70倍もの明るさを実現しています♪

(寿命がきてもガスライトの交換が可能です)

BALL Watchオーナーになると必ず暗闇で

このマイクロガスライトに驚かれることでしょう(^_-)

夜寝室でふと時間が気になってスマートフォンで

時間を確認すると眩しい思いをしていましたが

このマイクロガスライトは優しい明るさですので大丈夫!

映画館でも気になって明るさに見とれてしまったりします(^_^;)

 

 

東京店/猪俣

 

 

 

 

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2014年9月18日

Pilot GMT.

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魅力的なNewモデルが続々とリリースされるBALL Watch。

以前のブログで11月~12月頃に発売される

Engineer Master2シリーズの「Slide Chronograph」や

Engineer2シリーズの「Magneto S」(マグニートS)を

ご紹介させていただきましたが、今日は第三弾!

こちらは「Slide Chronograph」と同じ、

Engineer Master2シリーズの「Pilot GMT」(パイロットGMT)です。

針と文字盤に合計28個の自発光マイクロガスライトを搭載し

モデル名でもあるGMT(第二時間帯表示)機能や

耐衝撃性(5000Gs)、100m防水、

サイズは直径43.5mm、厚さ11.9mm、

バンドはステンレススティール、またはクロコダイルストラップ、

という大変魅力的な仕様なのですが、驚くのは価格!

BALL Watchの担当をさせていただいている私が

このモデルを知った時には、30万円代半ば~後半

という価格設定を予想していましたが

なんと240,000yen(税別)という設定なんです!

既に私はNEDUを愛用していますが、これも欲しくなりました(^_^;)

  

東京店/猪俣

 

 

 

 

 

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2014年9月14日

その名もMagneto S!

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先日のブログで11月~12月頃に発売されるNew Model、

Engineer Master2シリーズの「Slide Chronograph」を

ご紹介させていただきましたが、楽しみな新作が他にも登場します!

こちらはEngineer2シリーズの「Magneto S」(マグニートS)。

特許取得の新機構、「A-PROOF®」搭載モデルです。

先日のブログでご紹介させていただきました「耐磁性」を

新たな視点でアプローチしたモデルでして

ムーブメントが見えるシースルーバックにも関わらず

開閉システムが組み込まれています。

航空機で使われている金属、「Mu-metal」を使ったシャッターを搭載!

このシャッターを閉じることで80,000A/mの耐磁を可能にしています。

(ベゼルを回転することでシャッターが開閉します)

状況に応じて耐磁機能のON/OFFできる遊び心ある本気モデルです♪

 

東京店/猪俣

 

 

 

 

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2014年9月11日

国際保証カード

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BALL Watchの全てのモデルには、アンケート付きの

国際保証カード請求用紙が同梱されています。

ご購入いただいた日から2年間の保証が付いていますが

国際保証カード請求用紙にある簡単なアンケートにお答えいただくと

更に1年間の延長となり合計で3年間の国際保証が付きます。

この国際保証カードが写真左になります。

保証だけではなく、このカードがあることで

「メンバー特別価格」にてオーバーホール(分解清掃)を

お受けいただくことができるんです。

そして注目はそのオーバーホール料金。

メンバー特別価格ですと、通常の三針タイプで19,440yen、

クロノグラフでも27,000yenという、スイス製ムーブメントの

自動巻腕時計としては破格の価格設定となっています。

クロノグラフの話題が出ましたが

写真右のカードはクロノグラフモデルに付いてくる証明書!

クロノグラフモデルは全て、スイスにあるCOSCという

クロノグラフ検定協会に送り、15日間にも及ぶ

厳しい精度テストに合格したムーブメントにのみ与えられる

「COSC公認クロノメーター」の証明書が付いてきます。

このようなカードひとつとっても

BALL Watchを所有している満足感が感じられますね(^_^)

 

東京店/猪俣

 

 

 

 

 

 

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2014年9月 7日

要注目のNew Model.

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こちらは今年の11月~12月頃に発売されるNew Model、

Engineer Master2シリーズの「Slide Chronograph」です。

クロノグラフながら2時位置と4時位置のプッシュボタンが見当たりません。

なんと、クロノグラフの操作をケースサイドにあるスライドバーに集約した

特許技術が採用された最新鋭モデルなんです!

クロノグラフが採用された時計の概念を覆すような

非常にスマートなデザインですね。

気になるサイズは直径47.6mm、厚さは15.5mm、

ケース&バンドはステンレススティールで

BALL Watchの特徴でもある自発光マイクロガスライトは

15個搭載されています。(100m防水で耐衝撃性、耐磁性)

他にも今年末までに数モデルの新製品が登場しますので

益々目が離せません!!!

 

東京店/猪俣

 

 

 

 

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2014年9月 5日

あらゆる過酷な環境でも正確な時を告げる。

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現在BALL Watchはスイスに拠点を置いていますが

誕生した地であるアメリカにおいてのヒストリーを

今日はご紹介させていただきたいと思います。

簡潔に纏めようと思いましたが、BALL Watchを愛用している皆様、

ご興味を持っていただいている皆様にその全てをお伝えしたく

長文となりますがお読みいただけますと幸いです。

 
 

  

BALL Watchの創業者であるウェブ・C.ボールは1847年10月6日、

オハイオ州フレデリックタウンに誕生しました。

1883年に標準時が導入され、ワシントンの海軍天文台によって

時報が行われるようになると、ボールはこの時報を利用して時刻を合わせ

クリーブランドに正確な時間を導入した最初の宝石商となりました。

そして1891年、ボールは、湖岸鉄道の監督検査官に任命されます。

この時に彼が考案した湖岸鉄道の時計検査システムは

やがて全米の75%、総延長175,000マイル以上をカバーするようになり

膨大なボール検査ネットワークの幕開けを告げるものでした。

彼はまた同システムをメキシコやカナダにも広めました。

   

アメリカ鉄道産業の成長は、時計産業の発展に大きく貢献しました。

人や物資の移動に鉄道が利用される以前は

厳密な時間管理や標準時などは不要でした。

アメリカでは南北戦争以降に鉄道システムが

重要な位置を占めるようになった後でさえ、

その土地ごとのローカル・タイムが使われ続けていました。

1883年にようやく鉄道各社がアメリカ全土を4つの時間帯に分け

標準時を採用することで合意に達しました。

人々はすぐに標準時システムに従いましたが

興味深いことにアメリカ議会が正式にこれを認可したのは

1918年になってからでした。

   

1891年4月19日、速達郵便列車である「No.4」が

湖岸サザンミシガン鉄道を西からオハイオ州キプトンに向け走行していました。

一方、アコモデーション号の機関士と車掌は

クリーブランドから25マイル離れたエリリアで

その郵便列車をキプトンで先に通すように指令を受けていました。

アコモデーション号の車掌はエリアを出発してから

キプトンで郵便列車に衝突するまでの間、

ポケットから時計を取り出して時間の確認を全くせず、

もう一人の機関士が郵便列車に注意を払っているものだと思っていました。

しかし、その機関士が当日持っていた時計は

何らかの理由で4分間遅れており、このことが生死を分けることになったのです。

エリリアとキプトンの間にはいくつかの駅がありましたが

機関士の時計が遅れていた為、目的地まで十分な時間があると

勘違いしてしまい列車はゆっくり走行していました。

この時、車掌自身も時計を確認していれば

この衝突事故は避けられたのかもしれません。

その直後、アコモデーション号はフルスピードで走って来た

郵便列車とキプトンで衝突し大破しました。

両列車の機関士が死亡し、6名の乗務員が大破炎上した

郵便列車の犠牲となって命を落としてしまったのです。

   

この事故を機に、湖岸鉄道の当局者はウェブ・C.ボールに

同鉄道の全線にわたって「時間と時計」の状況を調査させ

それらを正確に運用するためのシステムを開発するよう要請しました。

ウェブ・C.ボールは早速、車掌、機関士、駅係員等の鉄道事業で

使用されている全ての時計を優秀な時計職人の手によって検査させました。

そして、標準時との誤差が30秒以上ある時計に関しては

調整を義務付ける等、数多くの規定を設けました。

   

ボールが考案したシステムが重要な意味を持ち

賞賛に値するものだったかはそれが広範囲の地域で

初めて成功したシステムだったことからもわかります。

鉄道時間の基礎を築いたのはボールであり

これにより正確で統一された時間管理が確立されたのです。

どのような状況でも正確な時間が求められる鉄道時間と鉄道時計。

その「スタンダード」として認められているのは

まさにボールのシステムだったのです。

一般の旅客が鉄道員に時刻を訊ねた時に

鉄道員の答えた時刻が正確だと確信するようになったのもボールのお陰なのです。

人々の一瞬一瞬の判断が世界を動かしているこの現代社会でも

創業時の鉄道員と同じように誰もが正確な時間管理を必要としています。

   

東京店/猪俣

 

 

 

 

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2014年9月 3日

5大テクノロジー その4

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今日ご紹介させていただくBALL Watchの

テクノロジーは「耐磁性」です。

「耐磁性」と聞いてピンと来ない方、多いかと思いますが

時計の精度を狂わすもののひとつに「磁気」があります。

磁気は時計の部品でいうと巻真やひげぜんまいなど

長いものが好きで、磁気を帯びてしまうと一般的に

機械式時計は進んでしまいます。(アナログクオーツは遅れます)

そして部品が磁気を帯びると専用の機械を用いないと

磁気を抜くことができないのです。

ただ、日常生活の中では磁石が使われているものが多く

携帯電話やバッグのマグネット、冷蔵庫のドアパッキンや

電磁調理器、ACアダプターなど沢山ありますよね。

磁気の発生するものから5センチ程度離れていれば

磁気を帯びる(磁化される)ことはないのですが

携帯電話の上に時計を置いてしまったり・・・ご注意ください!

BALL Watchには耐磁性能があるモデルとないモデルが

ありますので、「最近ちょっと時間が進むな」という方は

弊社からメーカーへ送り磁気抜きをさせていただきます(^_^)

 

東京店/猪俣

 

 

 

 

 

 

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