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2014年9月28日

5大テクノロジー その5

SpringLOCK_.jpg

ご紹介させていただいています「BALL Watchの5大テクノロジー」、

最終回の今日は「スプリングロック®」について書きたいと思います。

「ISO1413」の規定による耐衝撃性能を有する機械式時計でも、

外部からの大きな衝撃が加わると

最大で日差+-60秒の狂いが生じる場合があります。

そこで特許取得の耐震システムである「スプリングロック®」!

この耐震装置は時計に衝撃が加わった際に

衝撃エネルギーを"ケージ"に吸収させて

ひげゼンマイを保護する仕組みになっています。

ひげゼンマイは同心円状に巻かれた繊細な小さなバネで

一方の端は「テン真」といわれる部分に、

そしてもう一方の端は「ひげ持ち」といわれる部分に固定されています。

ひげゼンマイは、「テンプ」と一体になって

時計の規則性を司る調速機を構成し

この調速機の機能いかんで精度に差が生じてしまいます。

このスプリングロック機構によって

ヘアスプリングへの衝撃を最大で66%も軽減してくれ

時計の精度を安定させてくれるんです。

結果、最大で+-60秒だった日差が+-20秒以内に抑えられます!

知れば知るほど驚きの連続のBALL Watchテクノロジー、

今回はちょっと難しい内容になってしまいましたが

何気なく使っていても精度が良い裏付けとして

こんなテクノロジーも搭載されています(^_^)

 

 

東京店/猪俣

 

 

 

 

 

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